DVDの発売延期により「出す出す詐欺」などと報道されたミュージシャンのGackt。この報道に対して自身のブログで怒りをぶちまけている。

事の発端は2009年7月にさいたまスーパーアリーナで行われた公演の模様を収録したDVD「GACKT VISUALIVE ARENA TOUR 2009 REQUIEM ET REMINISCENCE ⅡFINAL～鎮魂と再生～」の発売日が延期された事による。このDVDは元々、昨年の11月18日の発売を予定していた。しかしその後12月2日、今年の1月27日と延期され、今回また3月31日に延期となった。

Gacktは1月21日のブログで、「DVDの最終作業を進めるスタッフが年始進行で全員のスケジュールが全く合わない」「誰にでも出来るような作業の内容じゃないから、専門のスタッフが仕切り直すのに時間が掛かってしまった」「DVDに関しては本当に申し訳ないけど、もうちょっと待ってくれ」とファンに謝罪の言葉を述べている。

今回の「出す出す詐欺」報道に対しては、「下らない三流メディアが訳の分かんないことを載せている」「勝手に金欠とかの話になってるし。誰が金欠なんだよ？？」と綴っている。

しかし、「ウチのファンをだしにして巻き込むのは許さない」「DVDの発売日が延びたのは事実。それに対しては待ってくれてるファンのみんなには本当に申し訳ないと思っている」と綴っており、ファンに対しては申し訳ないと思っているようだ。

今回の発売延期も「作品を作るのに妥協したくない」と言っている通り、Gacktのプロ意識からなることなのだろう。ファンのために妥協をゆるさないGacktの気持ちをファンならばきっと理解しているはずである。（TechinsightJapan編集部 MAKI）