ついにデヴィッド・ベッカムの「ACミラン(イタリア・セリエA)」への期限付き移籍が決まった。28日にはミランの練習場を訪れ、ここで力をアピールできればW杯南アフリカ大会イングランド代表も夢ではないぞとばかりに張り切って見せたベッカム。その陰で“もう彼らの存在にはウンザリしていた”と語るご近所さんセレブがいた。
『ミニミニ大作戦』、『ディパーテッド』他数々のヒット作品に出演した俳優、マーク・ウォールバーグ(38)がcontactmusic.comの取材に、今だからというわけでもなさそうだが、近隣に豪邸を構えるベッカム・ファミリーへの怒りをあらわにした。
ビバリー・ヒルズの中でも静かな環境の所を選んで暮らしていたという彼だが、ベッカムのLAギャラクシー移籍、ヴィクトリア・ベッカム・ブランドの米国進出などを理由に、2007年に一家が同じ道路沿いの豪邸に引っ越して来て以来、大変な辛抱を強いられているという。
パパラッチ襲来は予想していたものの、時期が来れば落ち着くと信じていたが、昼夜に関係なくパパラッチの数は相変わらず。カーブが多い坂道であるその道路に、パパラッチや見物人と思われる不特定多数の車が駐停車している状況に、付近住民たちはもうウンザリだそうだ。
「パパラッチはしつこいよ。その道路を走る車はどれも“ベッカムじゃないか?”と疑って追いかけてくるから、オレだって何回も不愉快な思いをしているんだ。」だんだんエスカレートして来たウォールバーグ、ベッカム一家やパパラッチばかりか、サッカーについてまでケチをつけ始めた。
「ベッカムがLAギャラクシーのために頑張ってくれたことは分かっている。ただ、なんでアメリカなわけ?オレたちの国に、ハッキリ言ってサッカーなんて要らないじゃん。 90分間ひたすらボールを蹴って走っているだけ。エキサイティングな得点シーンなんて滅多にない、そんな試合にわざわざチケットを買って観に行く国民じゃないからね。野球とかバスケットボールがあるから、彼らはもう結構だよ。ハイ頑張ってくれてサンキューでしたって感じだね。」
パパラッチがもちろん悪いのだが、どうもウォールバーグの怒りの矛先は、6000万円もする車に息子らを乗せ、見せびらかすように走り回る超セレブな男、ベッカムへのやっかみのようなものもありそう。あるいは、引っ越して来た時に、ベッカムはご近所さんにちゃんと挨拶をしていなかったのだろう。何しろ妻はヴィクトリアだから…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)