マイケル・ジャクソンが突然他界し、すでに半年になろうとしている。かつて「ジャクソン5」として活躍していたマイケルの兄らも、どうやら弟を亡くしたその悲しみを乗り越えた様子。「ジャクソン4」として来年ステージに再び立ってみたいと、笑顔で語ってくれた。
マイケル・ジャクソンを世に送り出した「ジャクソン5」の輝かしい栄光の日々を追ったリアリティ・ショー、『The Jacksons/A Family Dynasty』 が12月13日から放送されることになり、9日、ハリウッド「Boulvard3」にてプレミア上映会が開かれた。
出席したメンバーは、マーロン、ティトー、ジャッキー、ジャーメインというマイケルの兄達。結成後40周年にあたるため、懐かしいドーナツ版のレコードと「40周年おめでとう」の文字が描かれた巨大なケーキも用意され、大変和やかなパーティとなった。
58歳のジャッキー・ジャクソンはそこで、「世界中のファンからの40年間にも及ぶ応援に心から感謝しているよ。場合によっては、来年4人でツアーを行うのもアリかな」とマイクに発言。54歳のジャーメインも「旅に出て演奏する、これをもう一度やりたいね。ファンの皆さんと会うのは楽しみだよ」と続けた。
ところで、6月25日に急逝したマイケルについて彼らは、自分たちきょうだいや両親より、赤の他人の方が先にその死のニュースを知っていたとして、報道の速さに驚くとともに、弟マイケルとの間にやはり距離があったことを痛感したそうだ。
ジャッキーはショッピングしている最中、通りがかりの人が「マイケルが死んだ」と言うのを耳にして仰天し、ジャーメインはCNNニュースによって知り、マーロンは友人から、「マイケルは大丈夫か?」という電話を貰い初めて知ったそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)