“愛妻家”のイメージが一転、タイガー・ウッズが浮気を楽しんだとされる相手はすでに3人も登場し、謝罪声明を発表した後は報道が鎮静化するまで大人しく耐えるのみとなっている。しかし水面下では、大きなお金が動いていると指摘する声も…。
この事態は最悪の場合、妻エリンさんにより法廷に持ち込まれる可能性がある。それは何としても避けたいタイガーが、すべてをお金で解決しようとするのも無理はないのかも知れない。
米大衆紙『ナショナル・エンクワイアラ』が、レイチェル・ウチテルさんとタイガーの、1番目の不倫疑惑を報じたのが先月下旬のこと。しかし例の事故後、タイガーがその噂を完全否定すると、ウチテルさんも「あれはウソでした」と発言した。
しかし昨日になりウチテルさんは、「嘘だと言うようタイガーに言い含められた」として、緊急会見を開きたいと申し出た。だがそれが急転、「会見はやめます」と再びウチテルさんはダンマリ。多額の口止め料がタイガー側から支払われたのではないか、と今多くのメディアが報じている。
実は渦中のウッズ夫妻と3日間対面した弁護士が出元となって、タイガーが妻にちょっとしたオファーを持ちかけたという情報が流れ始めた。
夫妻の間には、2歳のサムちゃん、生後10か月のチャーリー君という一男一女がいる。タイガーはこの子供たちを大変心配しており、決して家庭の崩壊は望んでいない。そこで彼は、怒り狂う妻エリンさんにも4億3千万のいわゆる“謝罪の気持ち”を支払い、この試練を耐えてもらうため、ある提案をしたそうだ。
エリンさんとの2004年10月の結婚において、タイガーはプレナップ(万が一を想定し、結婚前に交わす財産管理と分与についての取り決め)を作成しており、それは「離婚した場合の慰謝料は20ミリオン・ドル。結婚期間10年毎に、20ミリオンずつ上乗せされる」というものであった。
しかし今、彼は妻との状況を考え、それを7年サイクルに縮小すると申し出たというのだ。つまりこの問題を乗り越え、最低でも2011年までエリンさんが妻として踏ん張れば、慰謝料は40ミリオンに跳ね上がることになる。
とにかくタイガーはゴルフ界、いや、スポーツ界のスーパー・ヒーロー。CM契約のためにも、円満な家庭を持つ爽やかなスポーツマンでなければならないのだ。本人のみならず周辺関係者も事態収拾に躍起になっている今回の騒動だが、やはり最後はお金の力がモノを言いいそう!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)