貴方はiPhoneでちょっとした暇つぶしにどんなことをしているだろうか。ゲームをしたりニュースを読んだりしている人もいるだろうし、中には小説を読んでいるという人もいるかもしれない。そんな貴方に朗報だ。移動中ならではの、GPS機能と連動した小説がiPhoneアプリとして登場した。

株式会社ダイレクトメッセージは、小説でオリエンテーリングができるGPS連動小説「各駅小説の旅　～山手線の女編～」の続編として「各駅小説の旅　～山手線の男編～」をiPhone専用アプリとしてリリースした。

このアプリは、iPhoneのGPS機能を利用しているのが特長だ。実際に東京都心を走るJR山手線の各駅へ行き、GPS機能を作動させると、その駅のストーリーが読めるという仕掛けになっている。山手線を通勤・通学に利用する人は、移動時間に各駅の小説がまとめて手に入るという仕組みだ。

既に「～山手線の女編～」がリリースされており、こうしたユニークな取り組みが支持されていることから、今月には第2弾として「～山手線の男編～」がリリースされた。

著者は、内藤みかと『年下オトコ×年上オンナ』と共著した実績もあるコピーライター出身の作家・吉井春樹だ。

小説は吉井自ら撮影した写真つきの物語として展開しており、それぞれの駅にちなんだストーリーになっている。

今年で命名100周年「山手線」に乗って、小説を楽しみながら一周するのも良いかもしれない。GPS連動小説「各駅小説の旅　～山手線の男編～」はiTunesAppサイトで税込み315円で発売されている。
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）