writer : techinsight

iPhoneでe-ラーニングが受講できる「A’OMAI(アオマイ)」を提供 ソフトバンク

ソフトバンクBB株式会社は、ソフトバンクグループシナジーを活かしたクラウドコンピューティングサービス「ホワイトクラウドHaaS」を活用したサービスとして、2009年12月28日(月)より次世代eラーニングシステム「A’OMAI(アオマイ)」の申し込み受付を開始し、2010年2月より企業や教育機関向けに提供を開始する。
PCだけではなく、iPhoneを使ってe-ラーニングを受講できるので、毎日研修室に通えない受講生は、いつでもどこでも受講を継続できる点がポイントである。

サービス利用料が月額300円(税抜)からと低価格にてeラーニングの基本プラットフォームを利用できるほか、利用に必要なハードウェアにかかる運用コストを、従来の標準的なサービスと比較して約50%削減することが可能となる。

PCで受講中のコンテンツの続きをiPhoneのモバイル環境にて学習の継続が出来ることに加え、その学習履歴の同期も可能という斬新な学習モデルを実現。また、オフィス・通勤中・自宅など場所を選ばず、すき間時間を利用した学習を行うことも可能である。

世界標準規格であるSCORM2004とSCORM1.2に準拠することにより、利用企業が現在使用しているeラーニングコンテンツを「A’OMAI」に容易に移行することが可能である。

また、実際にシステムを利用して学習する各利用者がPC環境からiPhoneのモバイル環境に受講内容を移行しても、管理する利用企業も同様にシームレスな履歴管理を実現する。クラウド型を採用しているため、ハードウェアや基幹システムなどICTインフラへの負担が少ないシステム全体の運用や管理のコスト負担も抑えることができる。

やはりiPhoneの利用メリットが大きい。研修は予習・復習を含めてトータルで能動的な受講を促すことが望ましい。特に営業活動を理由に研修が受講できないユーザーには、たとえば1日トータルで3時間という時間を、ニッチな時間を利用して捻出することで、受講を可能にできるメリットが奏功すれば、社員全体の意識とスキルの向上に寄与することであろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)