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メールシステムの自動バックアップとリストアを可能にする「SnapManager for Microsoft Exchange Server 6.0」提供 ネットアップ

メールシステムのアーカイブはデータ漏えいの際のフォレンジックの必要性ととともに、知的ビジネス資産としてのメールデータの保存という必要性から、非常に重要な作業である。
そのメールシステムの自動バックアップとリストアを可能にするデータ管理ソフトウェアの新製品「SnapManager for Microsoft Exchange Server 6.0」をネットアップが提供開始した。

本製品は、ネットアップのストレージとMicrosoft Exchange Serverの組み合わせにおいて、メールシステムのデータのバックアップおよびリストアを自動化するツールである。

Exchange Serverの管理者が、ビジネスの継続に不可欠なメールシステムを止めずに、GUIベースの操作画面を使って簡単にストレージ管理およびデータ管理を行うことができる。最新のMicrosoft Exchange Server 2010、および同2007、同2003の環境で使用可能である。

Exchange Serverを導入したサーバを最大16台まで管理が可能で、障害対策のための冗長構成をとることも可能。
万が一の場合に最短30秒でメールボックスを復旧させるシステムを構築することができる。

複数のサーバで構成する大規模なシステムでは、それぞれのサーバにストレージを接続する形式だと管理が複雑になり、コストも手間もかかるが、データ保護機能を共有ストレージに集中させることで、容易な管理とコスト削減を実現できる。

出荷開始は2009年12月24日から、価格は137万7,000円(税別)からとなる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)