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Blu-ray規格策定団体Blu-ray Disc Associationは12月17日、Blu-rayディスクで3Dコンテンツを視聴できるようにする「Blu-ray 3D」規格が完成したと発表した。
ブルーレイディスクの普及はそれほど進んでいない。つまり画質が良いというだけでは大容量メディアの特性を生かしているとは言い切れないのである。ブルーレイの真の用途は2つある。ひとつはDVD画質のコンテンツを大量にストックして、ドラマシリーズ全話をメニュー画面から選択して見れるようにすること。そして、もうひとつは3D動画の提供である。
「Blu-ray 3D」は、これまでリリースされてきた2Dブルーレイディスクとの後方互換性を持ちながら、3D対応プレイヤーで三次元コンテンツを視聴できる。
3Dグラフィックは、ハイエンドゲームではすでに実現されているが、ブルーレイ映像ソースに関しては既存の映画等を収めたに過ぎないものが大半だったが、今回規格が完成したことにより、今後の映画制作の現場が劇的に変わる可能性を秘めている。
Blu-ray 3D規格は近くメーカーやコンテンツ企業に技術情報やガイドラインとともに提供される予定である。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)