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パソコン廃棄・再利用時にデータを完全抹消する「ターミネータ9.0 plus データ完全抹消」を発売 AOSテクノロジーズ

廃棄パソコンからのデータ漏えいは、重大な脅威として認識されつつある。ハードディスクを取り外して物理的に粉砕するという方法もあるが、再利用ができなくなるのが欠点だ。
一番簡単なのは、データ抹消ソフトを使うことだ。フォーマットだけでは消すことのできないデータを二度と読み込めないように抹消することができる。
そんなソフトウェアが、AOSテクノロジーズの「ターミネータ9.0 plus データ完全抹消」だ。

同製品は、 RITEA(中古情報機器協会)認定の抹消レポートを出力するので、情報漏洩対策のガイドライン に従って、型番、製造番号、ハードウェア情報などを抹消レポートに記録する。

ノートPCやネットブックなどCD-ROMドライブがないPCでも、USBメモリから起動して、抹消できるUSBメモリ作成機能付き

マルチスレッド技術により、複数台のハードディスクを同時に抹消可能。デュアルドライブパソコンにおいても抹消作業にかかる時間を大幅に短縮して、高速でデータ抹消を行うことができる。

近年のPCはOSメディアを持たず、DISK TO DISKのインストールを行うものが増えているが、こうしたPCにおいてはドライブ毎の抹消でHDD内のリカバリ領域を残したままの抹消も可能となった。これによってこれまで使っていたデータを完全抹消したのち、初期状態にリカバリーして再利用することができる。

標準価格は8,190円(税込)。発売は2009年12月18日(金)に全国一斉に、全国の量販店、パソコンソフト取扱店、ダウンロード販売サイトで行われる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)