今現在40歳以上の人であれば、押し入れを整理すれば、懐かしいカセットテープが出てくるのではないだろうか。昔、夢中になって聴いた深夜放送やFM音源。さらには中学の学校祭でデビューしたバンドのライブ録音など、恥ずかしいものもあったりするが、歳月が流れればよい想い出である。そんな想い出を、iPodなどのデジタルプレイヤーで聴けるようにUSBメモリなどに録音できるのが　「THOMSON」ブランドのオーディオレコーダー・プレーヤーである。

製品第一弾として12月25日より、カセットテープからSDカードやUSBメモリにダイレクト録音が可能なオーディオレコーダー・プレーヤー「THOMSON CE-26」および、PCにUSB接続してオーディオデータの取り込みが可能なレコードプレーヤー「THOMSON TT-990PC」を発売する。オープン価格ながら実勢市場価格はそれぞれ7,980円および9,980円前後になる見込みで、高機能ながらコストパフォーマンスに優れた製品となっている。

THOMSON CE-26は、カセットからUSBメモリやSD/MMCカードへ直接デジタル録音(MP3)に対応し、MP3の録音・再生に加え、WMAの再生に対応している。

SDとUSBメモリ間で音楽データを自由にコピーできるほか、AUX端子を搭載し、外部入力による録音に対応しているので、プレイヤーがあればMD音源も録音できる。

発売日は12月25日　予想実勢価格は7,980円(税込)となっている。

THOMSON TT-990PCは、レコードからPCへの直接録音機能を搭載しており、ピッチ調整機能を搭載しているほか、トーンアーム針圧の調整が可能だ。
付属のオーディオ編集ソフトで、録音した音楽データを編集可能。MP3変換にも対応している。

発売日は12月25日　予想実勢価格は9,980円(税込)となっている。

貴重な音源資産は、時代を超えて引き継いでいきたい。今ではCDでもダウンロードでも入手できない音源が、カセットテープには無数に残っていることがある。テープが経年劣化しないうちに、デジタル化をしておくべきだろう。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）