writer : techinsight

アーク情報システム、ネットブックを便利にするユーティリティソフト4タイトルを発売

ネットブックには、光学ドライブが付いていないものがほとんどで、DVDの鑑賞やシステムのフルバックアップなどを行うのに困ることが多い。そうした不便を解消するためのユーティリティソフト4種類を、アーク情報システムがダウンロード販売で発売開始した。「CD革命/Virtual Ver.11 for ネットブック」「HD革命/CopyDrive Ver.3 for ネットブック」 「BOOT革命/USB Ver.3 for ネットブック」「BOOT革命/USB Memory Ver.2 for ネットブック」の4本である。

「CD革命/Virtual Ver.11 for ネットブック」(シーディーカクメイ/バーチャル)は、Windowsパソコンのハードディスク内に仮想ドライブや仮想CDを作成するユーティリティソフトである。あらかじめDVDやCDをハードディスク内に仮想化しておくことで、実際にそのDVDやCDの中身(データやプログラムなど)を使用したいときに、物理的なドライブ(パソコンに内蔵されたドライブや外付けのドライブ)やDVD/CDのディスク本体がなくても、使用することが可能となる。
発売は12月4日(金) 標準価格は4,980円(税抜4,743円)となる。

「HD革命/CopyDrive Ver.3 for ネットブック」(エッチディーカクメイ/コピードライブ)は、ハードディスクの丸ごとコピーを、はじめてのユーザーでもスムーズに行えるよう設計したコピーユーティリティである。
コピー先の容量に合わせてコピーを行う拡大・縮小コピー機能、コピー終了後の自動シャットダウン、コピー実行のスケジュール機能、ハードディスクの健康状態を監視するS.M.A.R.T.情報の取得ツールなどを備えている。
発売は12月4日(金) 標準価格は1,980円(税抜1,886円)となる。

「BOOT革命/USB Ver.3 for ネットブック」(ブートカクメイ/ユーエスビー)は、OS(オペレーティングシステム/Windows)をUSB外付けハードディスクから起動可能とするユーティリティソフトウェアである。USB外付けハードディスクをまるで2台目のパソコンのように活用することができる。「エクスターナルインストール」機能を搭載し、外付けハードディスクへ直接OSをインストールすることも可能である。
発売は12月18日(金) 標準価格は3,980円(税抜3,791円)となる。

「BOOT革命/USB Memory Ver.2 for ネットブック」(ブートカクメイ/ユーエスビーメモリー)は、OS(オペレーティングシステム/Windows)をUSBメモリーから起動させることを可能としたユーティリティソフトウェアである。USBメモリーをまるで2台目のパソコンのように活用することができる。他人に使用されたくないソフトウェアなどの環境を、パソコン本体から手軽に切り離し管理できる。
「エクスターナルインストール」機能も搭載し、USBメモリーへ直接OSをインストールすることも可能である。
発売は12月18日(金) 標準価格2,980円(税抜2,839円)となる。

4つを組み合わせた使用法の例を紹介しよう。まずお気に入りのDVDやCDタイトルをイメージ化してハードディスクに格納しておき、外付けドライブを使わずに楽しむ。そして外付けハードディスクを用意して、内蔵ハードディスクの中身を丸ごとバックアップしておく。さらに、家庭用と仕事用で環境を分けておき、家庭用の環境は外付けのハードディスクまたはUSBメモリから起動するという具合だ。

4タイトルとも、CPUにATOMプロセッサーを搭載したマシンのみにインストールできる仕様となっており、価格も一般PC向けに比べて安く設定されている。

ユーザーが手元のパソコンにAtomプロセッサーが搭載されているか判断できない場合に備え、確認用のオンラインプログラムが用意されているので、購入する前にこのツールをダウンロードして確認しておくことが推奨される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)