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動画共有と言えばYouTube。「画像共有サイト」と言えば?「spicky」

インターネットではその分野の標準となっているサイトが幾つかある。「検索」ならば「Google」、「動画共有」は「YouTube」、「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」では日本ならば「mixi」、世界的には「facebook」。最近は「Twitter」という新しい分野も開拓された。ところで「画像共有サイト」といえば、どのサイトを思い浮かべるであろうか。

画像共有サイトで世界的に有名なのはflickrだろう。しかし、このflickrは中国語や韓国語のメニューを持っているにも関わらず、なぜか日本語には対応していない。そのためか、日本からの利用者は少なく、知名度も高くないようだ。
そんな中、株式会社声優ニュースドットコムは、高機能で無料の画像共有サイトを手軽に作れるサービス「spicky(スパイキー)」の提供を開始した。
このサービスの特徴は「お絵かきツール」で画像への書き込みができるところだ。アップロードした画像にWeb上で直接書き込みができるので、ペイントなどで画像を編集するよりも効率的で、パソコンに詳しくない人でも簡単にできる。
メールアドレスを登録するだけで、自分専用の画像サイトを開設でき、アップロードした画像には外部サイトからの直接リンクが可能なのでブログの写真をまとめて保存しておく場所としても便利だ。
動画共有の分野では世界的にYouTubeが圧倒的に有名だが、後発のニコニコ動画は独創的なコメント機能により急成長した。「spicky」は始まったばかりのサイトだが、ユーザの心をつかむことができれば、画像共有の分野におけるニコニコ動画となり得る。
(TechinsightJapan編集部 Yoshi Kato)