イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・リスペクト編】ジョン・トラボルタ、レッド・カーペットに一家で登場。久し振りの笑顔。

ジョン・トラボルタ(55)、ケリー・プレストン(47)夫妻の息子ジェット君が今年1月、休暇先のバハマにて急逝した悲しい出来事は、誰の記憶にも新しい。だが今月9日、トラボルタ一家は『Old Dogs(原題)』ハリウッド・プレミア上映会に現われ、久しぶりの笑顔を皆に見せてくれた。

俳優ジョン・トラボルタとケリー・プレストン夫妻の長男ジェット君は、長くてんかんを患っており、昨年のクリスマスから過ごしていたバハマでの休暇中も幾度も発作に見舞われていた。そして今年1月2日、宿泊先のバスルームにて突然けいれん発作を起こし、たった16歳の早過ぎる死を迎えてしまった。

ジェット君の最期の状況と救命活動に関しては、その後悪意の恐喝事件にまで発展。バハマの議員まで巻き込んでの裁判沙汰になっており、トラボルタは現地の裁判所に証人として出廷もしている。

愛息がたった16歳にして急逝した深い悲しみから、どうにか立ち直ろうとする夫妻の心の支えはサイエントロジー信者たち。さらに毎日、カウンセラーとの面接時間を大切にしていることを、この度『USA Today』に語った。

ケリーは「悲しみってなんて意地悪なのかしら。人生を180度変えてしまうわ。今日当然だったことが、次の日には当然ではなくなるのよ。まさかと思うようなことが起きてしまう」と、ジェット君の死を振り返る。

深い悲しみを乗り越えるに当たっての何よりもの慰めは、大切な人、愛する人、とにかく誰かと一緒に過ごすことだと痛感しているそうだが、それと同時に、ふと独りきりになりたいと感じる時もあるそうだ。

また、気丈にも2月下旬には仕事に復帰してみせたジョンは、「毎日家族一緒にこの悲しみと闘い、癒し合って頑張ってきたよ。自分達なりのやり方、ペース、そうしたものが大事だね」と語っているる。

兄を失ってしまい、悲しみにくれている妹のエラちゃんはたった9歳。“この子のためにも自分たちがしっかりしなければ” と思う気持ちも、大きな生きる力になっているそうだ。エラちゃんを囲んでのトラボルタ夫妻の今後の人生が、どうか幸せで温かいものであるよう願わずにはいられない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)