writer : techinsight

舞台は武道館。若手企業家の発掘・支援賞ファイナリスト決定

今年はさらにスケールを拡大し、日本武道館で表彰式を開催するという。

ダイヤモンド経営者倶楽部株式会社ネクストは、昨年に引き続き2回目となる若手起業家顕彰プログラム「NEXT ENTREPRENEUR AWARD」を今年も開催しているが、そのファイナリストが決定した。今月23日に東京・千代田区の日本武道館にて表彰式を開催する。

「NEXT ENTREPRENEUR AWARD」は、次世代を創る若手起業家を発掘しクローズアップするもので、昨年は株式会社リブセンス代表取締役の村上太一氏が最優秀賞を受賞し、株式会社イーフープ代表取締役のクマール・ラトネッシュ氏と株式会社エイジ・エンタテインメント代表取締役の光井勇人氏が優秀賞を受賞している。

ノミネートの基準は、事業の社会的価値の追求と、収益性を両立させる経営を目指していることと、おおよそ創業3年以内の企業の、25歳以下の経営者・創業代表者であることとなっている。また、事業内容と目的がすでに確立されていることも条件となる。

選考委員を務めるのは、株式会社ネクストの井上高志代表取締役、板谷隆一取締役常務執行役員、ダイヤモンド経営者倶楽部メディアインキュベイト事業部の北村和郎氏の3名だ。

今年も既に書類審査ならびに最終面接が行われ、ファイナリスト5名が決定した。ファイナリストに選出されたのは、「ユーザー参加型の商品開発のプラットフォーム」の構築を軸にした、オリジナルブランド「Orihime」の開発などを手がける株式会社アゲハ代表取締役の木下優子氏、モバイルSEO専業の先駆者としてモバイルSEO、モバイル解析サービスなどを手がける株式会社Speee代表取締役の久田哲史氏、中高生向けに効率的な学習方法を教える学習コーチの派遣などのサービスを提供する株式会社プラスティー代表取締役の清水章弘氏、地球環境問題を学ぶ子ども向けトレーディングカードゲーム「MY EARTH」を制作・販売する合同会社マイアース・プロジェクト代表社員の岡崎雄太氏、世界180カ国から8万人が参加する国際的な相互添削SNSサービス「lang-8」を提供するランゲート株式会社代表取締役の喜洋洋氏の5名だ。

当日は5名の表彰式とともに本年度のグランプリ1名の発表をする。グランプリには、賞状と楯、賞金50万円が授与される。

昨今、ベンチャー企業に対する注目が低くなり、若者の起業家志向やチャレンジ意欲も停滞気味と言われている。主催者は「この企画を通して成長意欲の高い魅力的なアントレプレナーを広く紹介し、若者や社会の目を再度、起業やベンチャー企業に振り向かせるとともに、ステージに上がった受賞者の自覚と責任を促したい」と話している。

ファイナリスト5名の経歴は「NEXT ENTREPRENEUR AWARD」のホームページへ。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)