身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
Rank.1
赤十字は、アフリカ大陸の西沖合いに位置する島国カーボベルデで、蚊を媒介とするウイルスであるデング熱が発病していることを発表した。現在、11,000人が発病、4人が死亡しているという。
デング熱は当初、新型ウイルスと間違えて診断されていたが、その後の調査でデング熱であることが判明。赤十字によると、カーボベルデの大小15島のうち、首都プライアがあるサンティアゴ島を含む4島でデング熱が発症している。保健省ではデング熱の急速な拡大を懸念している。
デング熱は一過性の熱性疾患。4~7日の潜伏期間の後、高熱と解熱を繰り返し、頭痛や関節痛を伴う。また胸部や顔などに発疹が現れるが、致命率は0.03%程度。蚊にかまれることで発病する。デング熱は大雨の後に、昆虫などが湿地で産卵するので起こりやすいといわれている。
日本では第二次世界大戦中に戦地で感染した兵隊から日本の蚊によって媒介され、20万人以上が発病した。現在では海外旅行から発症する程度だが、毎年数十例が報告されているそうだ。
アフリカ大陸ランキングで見事3位に輝いたカーボベルデ。過ごしやすい国に戻るには時間がかかりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)