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カラーリングと自動振り分けでファイルを効率よく管理するソフト「FenrirFS」を無償提供 フェンリル

PCで使われるファイルには、作成したソフトごとの属性(ワードファイル、エクセルファイルなど)のほかに、業務や用途単位の属性(○○商事様案件プロジェクト関連ファイルなど)がある。パソコンの基本的な作法としてはプロジェクト単位などにフォルダを作って分類する方法があるが、もっと視覚的・直感的に分類する方法はないものだろうか。
フェンリルが今般無償で提供する「FenrirFS」は、ファイルをドラグアンドドロップするだけで自動仕分けして整理整頓してくれるソフトウェアである。

FenrirFSは、デスクトップやマイドキュメントで行う各種ファイルの管理作業を、整理整頓しより簡単に素早く見つけ出すことのできるファイル管理用ソフトウェアである。

カラフルなラベルを付け、目的のファイルをすぐに見つけ出すことができたり、自動振り分けの機能を利用して、ファイルを入れた瞬間に分類することもできる。

特に重要なファイルには、スターやコメントをつけることができ、お気に入りや重要なファイルとして、区別して管理できる。コメントには、締め切りや注意事項等を入力すれば、備忘録としても活用できる。

イメージ的に最も近いのはGMailである。分類ルールを設定したり、重要事項にスターを付けたり、内容別にタグをつけたりできるが、「FenrirFS」はこれをローカルのファイル全般において行おうとするものだ。

FenrirFSを利用すれば、作成したファイルを必要な時に素早く見つけ出すことができるので、仕事などの作業効率アップに役立てることができる。

ユーザーが最も直感的にファイルの種別を判断できるのは、カラーリングである。赤色のファイルは「A案件」黄色のファイルは「内部書類」といった具合に、一目で判断がつくのが便利だ。

PCライフにおいては、統合的な管理ツールの有無が作業能率を大きく左右する。音楽ファイルの管理はiTunes、メールの管理はGMail、そしてローカルファイルの管理はFenrirFSという具合にコントロールセンターとなるツールを使いこなすことで、仕事やホビーの能率が格段に良くなるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)