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エプソン販売、ビジネス仕様を追求したインクジェットプリンター「PX-B510」など発売

エプソンは、「オフィリオプリンター」シリーズの新商品としてA4対応ビジネスインクジェットプリンター『PX-B510』、『PX-B310』を2010年1月下旬より発売する。

耐久性とコストパフォーマンスを追求した製品となっており、印刷スピードは、ワイドヘッドの採用とインク吐出量の拡大、高駆動周波数化で、約19ipmの高速印刷を実現、最大650枚の大容量給紙とあわせて高生産性を実現する。
また、インクカートリッジの交換口や給紙カセット挿入口、プリンターの状態が確認できる液晶パネル等、普段よく使う機能を前面に配置することで各操作が容易にでき、設置場所も柔軟に対応する。

また、ネットワークインターフェイスを標準装備するとともに、次世代のインターネットプロトコルである「IPv6」や「1,000BASEギガビット」にもオプションで対応する。

インクは、全色顔料インクの採用により、普通紙にも鮮明に印刷することが可能。強い耐水性でにじみにくく、多彩な用紙対応により名刺や封筒などのビジネスツールから医療現場での薬袋や小売・流通でのPOP、チラシなど、さまざまな用途のオンデマンド出力を支援する。

また、大容量インクカートリッジの採用によりカラー印刷コストを低減する。『PX-B510』には、より容量の大きいLサイズ(全4色)/LLサイズ(ブラックのみ)のインクカートリッジが用意されている。
これによってA4カラー文書で約4.8円の印刷コストを実現した。

価格は『PX-B510』は6万円前後『PX-B310』は5万円前後となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)