デルは、個人向けパソコンの新製品として、リビングなどでテレビと接続して楽しむのに最適な超小型デスクトップパソコン「Inspiron Zino HD」を発表した。
最小構成価格49,980円からとなっており、カスタマイズによりブルーレイ／ハードディスク録画再生専用機に近い構成に仕立てることができる。

Inspiron Zino HDは、リビングや共有スペースにおいて、テレビと接続して使用することを意識した新しいコンセプトの製品である。

設置スペースを選ばない縦横約20cmの超小型ボディを採用、周囲の雰囲気に合わせてポップな4色からカラーを選べるので、スタイルにあわせたコーディネートが可能だ。

通常のデスクトップパソコン用プロセッサとグラフィック機能による高いパフォーマンスを備えているため、フルHD動画など負荷の高いコンテンツの再生もスムーズに行える。

また、光学ドライブを標準搭載し、HDMIポートを使ってケーブル1本で簡単にテレビに接続できるため、映画視聴はもちろんのこと、インターネットショッピング、ゲーム、ビデオチャットなどを、お茶の間で手軽に楽しむことができる。

ワイヤレスLANを搭載(後日発売)することで、レイアウトフリーを実現。またケーブルレスでパソコン操作が可能なワイヤレスキーボード&マウスの選択が可能

デュアルコアのAMD Athlon X2 デュアルコア・プロセッサ 6850eおよびAMD Athlon X2 デュアルコア・プロセッサ 3250eから、シングルコアのAMD Athlon プロセッサ 2650eまで、高性能デスクトップ用プロセッサを用意。チップセットに統合されたグラフィックコントローラATI Radeon HD 3200により、優れた動画再生を実現するほか、さらに高性能なATI Radeon HD 4330 512MBの選択が可能

メモリは標準2GB　最大4GBまで搭載可能。ハードディスクは最大1TBまで選択可能となっている。

OSはWindows 7 Professional 64ビット版およびWindows 7 Home Premium 64ビット版から選択可能

光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブのほか、最新のブルーレイ・ソフトが再生できるブルーレイコンボドライブを選択可能となっている。

1本のケーブルで簡単に映像、音声などを大画面TVへ伝送可能なHDMIポートを標準搭載している。

販売開始日は、2009年11月25日からとなっている。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）