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リコーは、インクジェット方式とレーザー方式の優れた技術を兼ね備えたリコー独自のジェルジェットプリンターの新製品として、高速・高画質・低コストを実現したA4判対応の「IPSiO(イプシオ)GX e5500シリーズ/e2600シリーズ」の2機種4モデルを新発売する。
新製品の最大の特長は、リコー独自の「新レベルカラー印刷機能」を搭載することで、原稿に応じて最適なインクの濃度調整を行い、文字はくっきりと、イラストやグラフなどのイメージは濃度を落とした経済的な印刷が可能である。これによってモノクロ並みのランニングコストでカラードキュメントの印刷が可能となる。
重要な相手方に提出する書類のラフ印刷としてコストを気にせず印刷することができ、正式提出用の書類だけキレイな印刷を行うようにすれば経済的である。
動作時平均消費電力は36W以下と蛍光灯並みの低電力を実現。また、省エネモード時の消費電力も、1.4W以下と低電力を実現している。
来機種よりもファーストプリントを高速化し、さらなる生産性の向上を実現している。また、IPSiO GX e3300シリーズで好評の低カラーコスト出力に寄与する「新レベルカラー印刷機能」の搭載、消費電力の低減、カラーユニバーサルデザイン認証の取得、環境対応の強化などを実現。
これまで、ジェルジェットプリンターを多く導入している医療現場、教育現場、小売業、金融業などをはじめ、さまざまな業種・業務向けプリンターとして、また一般オフィスにおいても部門ごとに出力分散機として設置することが可能で、さまざまなビジネスニーズに対応するマシンである。
発売日は2009年12月16日と2010年2月19日(上位機種のみ)となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)