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カシオ、高倍率モデルとコンパクトモデルのデジカメ「HIGH SPEED EXILIM」2機種を発売

カシオ計算機は、決定的な瞬間が撮れる高速連写を実現したデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM(ハイスピードエクシリム)」の新製品として、高倍率モデルの『EX-FH25』とコンパクトモデルの『EX-FC150』を11月27日より発売する。

新製品は、高感度CMOSセンサーを新たに採用することで、部屋の中など暗い場所での撮影でもノイズの少ない高画質を実現するほか、撮影シーンを選んでシャッターを押すだけで、高速連写による複数の画像をカメラの中で1枚に合成して美しい写真に仕上げる撮影モードを充実させた。これにより、クリスマスにきらめくイルミネーションなどの夜景を一段と美しく撮影できる。これからの季節にピッタリの機能と言えよう。

手ブレや被写体ブレといった失敗写真の多い夜景撮影で、シャッター速度の速い複数の連写画像を1枚に合成することによって、手持ちの撮影でも簡単に美しい夜景を写せる好評の「HS(ハイスピード)夜景」を搭載。今回、連写の後に人物をフラッシュ撮影した画像も合成することで、人物、夜景ともに美しく撮ることができる「HS(ハイスピード)夜景と人物」が追加された。

人物の顔が暗くなってしまったり、青空が白くなってしまったりという失敗写真が多い逆光でも、露出の異なる3枚の連写画像を1枚に合成することによって、黒つぶれや白とびのない階調豊かな写真に仕上げる「HS(ハイスピード)ライティング」を搭載した。

動画機能も充実しており、 肉眼では見えない速さの動きを高速(1000fps・420fps・240fps・120fps)で動画撮影できるほか、通常の動画撮影中(30fps)にボタンひとつで240fpsや120fpsでの高速撮影へ切り替えるモードも装備。これにより、ドラマチックな超スロー映像を楽しむことができる。

全体的に、夜や逆行など悪条件での撮影を上手に補正するだけではなく、悪条件の制約を逆利用したロマンティックな写真に仕上げる機能が強化されている。

カラーは、BK(ブラック)/GD(ゴールド) BK(ブラック) RD(レッド)の4色。
発売日は2009年11月27日となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)