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プロ用楽譜作成ソフトFinaleの新バージョン「Finale 2010」を発売 イーフロンティア

プロのミュージシャンが楽譜作成用に使用しているソフトと言えば、Finaleが定番である。そのFinaleの最新版「Finale2010」がイーフロンティアから発売される。

音符の入力方法は、マウスクリック、ステップ入力、MIDIキーボードを使った高速ステップ入力、リアルタイム入力、マイク入力等、多様な方法が用意されている。

一般的に使われる音楽記号のほとんどを標準で用意。また、全ての記号をカスタマイズできる上、新しい音楽記号の設計も可能である。

パソコンだけで高品質な再生が可能なSmart Musicソフトウェアシンセサイザーと、Garritan Instruments for Finale、シンプルで手軽に使用できるAria Playerを搭載。より人間らしい演奏を再現するHumanPlayback機能を使用すれば、楽譜上の各種記号を感知して微妙なニュアンスを表現する。さらにFinale 2010では、VST/Audio Unitsエフェクトプラグインに対応、各インストルメントに対してエフェクトコントロールが可能になった。

ピアノ譜からオーケストラスコア、タブ譜、パーカッション譜、現代音楽まで、いかなるジャンルの表記にも柔軟に対応する。

Finaleを持っていないユーザーにも、印刷・再生が可能な無償ダウンロードソフトFinale Readerが用意されている。これにより、Finaleシリーズの楽譜データは多くのユーザーと共有が可能である。

市場予想価格6万3千円前後 発売予定日は2009年12月11日(金)となっている。
プラットフォームは、Windows/Mac OS X ハイブリッドだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)