小島よしおや狩野英孝よりも一足速くお笑いブレイクした「ヒロシ」だが、最近はあまり姿を見ない。
先日テレビ「エンタの神様」に登場した時は観客からも久々の登場にどよめきが起こった。
ヒロシといえばホストっぽいルックスでポケットに手を入れて地を見つめながら独り言をこぼすネタが有名だ。
ブレイクして2004年から2006年あたりには毎日のようにテレビに登場してお笑いネタ以外にレポーターやドラマなどでも活躍していた。
しかし、その後はスランプによりバラエティ関係の仕事を抑えていたようだ。
そのヒロシが11月14日放送の「エンタの神様」で久々のネタを披露した。
他の駆け出し芸人と同じ紹介でさりげなく登場したのは、少しずつネタの感を取り戻そうというスタンスなのか。
ネタは従来のものと同じパターンで懐かしいBGMが流れると客席から歓声というよりも感嘆の声が湧いた。
ネタの内容は得意の自虐ネタでさすが一世風靡しただけにまだまだ通用するものだ。
一部を紹介すると。
「ヒロシです・・、いつも行く美容室の作業が売れてる頃にくらべて最近、雑になったような気がするとです・・・」
「ヒロシです・・・、あの頃『ヒロシさん、大好きです!』『ヒロシさん、一生付いていきます』って言ってくれた人たちは、みんな死んでしまったのでしょうか?」
という内容だった。大ウケとはいかないが十分笑いはとっていたようだ。
バラエティには顔を出さなかったがこの間もドラマや舞台などで活動していたヒロシは、現在は舞台「反逆児」に出演中だ。
舞台はかなり緊張するとのことで、ブログでは緊張しやすい自分の性格を明かしている。
「ヒロシですネタをやっている時」「テレビに出ている時」いつも緊張していまうという。
「緊張を感じる機能が世の中の人たちに比べて2倍近くあるんではないんだろうか。」
と悩んでいるようだ。
そんなヒロシは「こころに水をやり育てるための50のレッスン」
という本を購入して自己啓発に励む。
「こころに水をやってなんとか最後まで頑張ろう!」
と気合を入れるヒロシだった。
スランプを抜け出してまた「ヒロシです・・」をどんどん聞かせて欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)