“一見普通のおばさん”スーザン・ボイルの天使の歌声は、日本国内でも高い知名度を誇る。当然、イギリス本国では並み居る他のセレブたちと変わらないほどの注目を集めるボイルさん。最近では、少しきれいになった?などとも言われる彼女。やはり有名人にはつきもののアノ騒動に巻き込まれているという。
イギリス本土でますますヒートアップする公開シロウト・オーディション番組文化。ひとたび出場者の一人がショッピングモールに出かければ、たちまち人々が殺到し警察までが出動するなど、社会現象を巻き起こしている。
Xファクターと肩を並べる人気番組Britain’s got talentが輩出した、奇跡の歌声の持ち主スーザン・ボイルさん(48歳)。彼女がいまなんとストーカー被害に悩まされているというのだ。
ストーカー犯は、スーザンさんよりやや年下と思われるアメリカ人女性。以前からスーザンさんに怪文書を送りつけていたことが分かっている。このストーカー女、なんと今度は、スーザンさんの自宅で待ち伏せをしていたというのだ。その場にいたスーザンさんは、幸いボディ・ガードによって難は逃れたものの、今後更に護衛を増やすことが検討されている。
今回の事件を受けて、両番組プロデューサーであるサイモン・コーウェル氏も神妙な面持ちで、特に一瞬でアイドルとなったティーンの出場者にも一層の護衛強化に乗り出すと発表した。
昨今、格差無き社会を求めるイギリスではあるが、今もなおアイドル文化の総本山と言われるお国柄をまざまざと映し出しているのが、この公開オーディション番組文化からも克明に見てとれる。
(TechinsightJapan編集部 一平インディ)