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カーボンオフセット付き園芸札で、日常から無理なくエコを!

先日、鳩山首相が二酸化炭素など温室効果ガスの排出量を25%削減すると表明したが、ここで注目されているのが排出権を利用した「カーボンオフセット」だ。温室効果ガスの削減活動に投資することで、排出される温室効果ガスを埋め合わせるというもの。欧米を中心に普及し、日本でも導入する企業が増えているが、その仕組みや活用方法について、個人や中小企業にはまだまだ定着していないのが現状だ。
そこで、個人でも無理なくエコライフを実現できる、カーボンオフセット付きの園芸札が登場した。

株式会社エコライフ・ジャパンは、排出権を利用しカーボンオフセットの仕組みを活用したエコ商品「カーボンオフセット付き園芸札」を、第3回国際ガーデンEXPO(GARDEX2009)にて発売する。

これは、一般家庭で馴染みのある園芸札にカーボンオフセットを付加した商品で、排出権が付加されている。これを購入すれば、1枚当たり1kgのCO2削減に貢献したことになる。

ホームセンターや園芸店などで手軽に入手できることから、個人でも普段の生活の中で無理なく新しいエコ活動に参加できる。

また、「カーボンオフセット付き園芸札」ではこの排出権の透明性を高めるため、園芸札1枚ごとに世界で一つだけのECO証明番号を付与し、誰もがいつでも確認できる「排出権トレーサビリティ」機能を提供する。園芸札に記載されているQRコードにアクセスし、該当のECO証明番号を入力すれば、CO2を削減したプロジェクトの概要や、排出権を日本国政府へ提供した日付などを確認することができる。

さらに、「カーボンオフセット付き園芸札」は環境に貢献できるだけでなく、園芸札としての機能も充実している。今までの無装飾で無機質な園芸札とは違い、5種類のデザインとカラー装飾を施しているので、趣味の園芸をより賑やかにすることができる。

「カーボンオフセット付き園芸札」は全5種類でサイズは117~130mm×65mm。来月11日から13日にかけて幕張メッセにて開催される国際ガーデンEXPOに出展される。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)