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リンクスインターナショナル、180°回転するタッチパネル式液晶とPCIe搭載のネットブックを発売

リンクスインターナショナルは、Windows7を搭載し、180°回転するタッチパネル式液晶とPCIeを搭載した高機能ネットブックT1028Xを発売する。

T1028X は、画面が180°回転するので付属のスタイラスペンを使用して、立った状態での利用や狭いスペースでも快適にパソコンの操作が行える。
130万画素の高画素数ウェブカメラを液晶画面上部に搭載。画面を180°回転させて、さまざまな方向から画像を撮影することができる。気軽にライブチャットやメール等で高画質の画像転送を楽しむことができる。

全モデルのT1028M と比べてCPUをATOM N270 → N280、液晶画面を1024×600 → 1366×768ピクセル、ハードディスクドライブを160GB → 250GB、バッテリーを4cells → 6cellsにそれぞれグレードアップさせた上位モデルであり、Window 7 で快適な動作を実現する。

キーボードには、コンパクトなボディに対してA4タイプのノートパソコンと同等の17.5mmの広いキーピッチを搭載している。フォントも見やすく、素早くミスの少ないタイピングができる。

液晶画面の左上部分にスタイラスペンが収納されており、スタイラスペンを使いたい時にすぐに取り出せるので、マウス操作からスタイラスペン操作への移行がスムーズに行える。

スタイラスペンは、かつてPDAの操作デバイスとして普及していたものだが、PDAの衰退とともに顧みられなくなったが、細かいクリッカブルポイントのクリックや図形描画に関しては非常に優れており、ピンチ操作で拡大することなく作業ができるので、生産性の向上に貢献する。

パソコンの両側面には、VGA、USB、4-in-1カードリーダーやLANポート等、日常的に使うポートを各種装備している。Express Card(Mini PCIe)にも対応しているので、高速データもストレスなく扱うことができる。

本体内部にはIEEE802.11 b/g/n対応の高速無線LANとBluetoothを搭載している。自宅や外出先でもワイヤレスで高速通信が行えます。WiMAX等の都市部における様々な通信モジュールがない点は惜しいが、突起さえ気にしなければ外付けモジュールで対応できるだろう。

解像度向上と長時間バッテリーにより、ビジネス現場を中心に活躍しそうなモデルである。

発売日は 2009年10月24日 店頭予想売価は60,000円前後となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)