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オールインワンのステレオレシーバー「AG-H380」とCDレシーバー「CR-H238i」を発売 ティアック

ティアックは、オールインワンのステレオレシーバー『AG-H380』と、CDレシーバー『CR-H238i』を2009年11月下旬より全国の量販店およびオーディオ専門店を通じて発売する。

iPodドックコネクタを搭載したアンプ内蔵スピーカーは多く発売されているが、音質にこだわりたいユーザーにはいかにもチープであり、やはり本格的な性能を持つスピーカーを接続して、ラジオもCDもiPod音源も統合管理できるコントロールセンターを望みたいところである。そんなニーズに応えるのが、今回のティアックのステレオレシーバーである。

『AG-H380』は、Reference 380シリーズの本格サウンドを気軽に楽しむため、プリメインアンプ機能とAM/FMチューナー機能を一つの筐体にまとめたハイコストパフォーマンスモデルである。

同シリーズのCDプレーヤー「PD-H380」との組み合わせを考慮して、現行Reference 380シリーズのデザインコンセプトを踏襲。ダイレクトインプットセレクトボタンの採用をはじめ、大型のボリュームコントロールノブやチューニングノブなど、質感に優れたパーツをふんだんに使用している。

また、同日発表の上位モデル「CR-H500NT」でも採用したiPodのデジタル接続にも新たに対応、iPodの音楽ファイルをデジタル信号のまま直接取り込み、内蔵DACを使用した高音質再生を可能にしている。

また、USBメモリーへの録音・再生に対応しているので、接続したターンテーブルやカセットデッキなどのアナログ媒体のデジタル化や、タイマー機能との組み合わせによるAM/FMラジオのタイマー録音など幅広い利用が可能である。

iPodをはじめ、既存のCDプレーヤーやターンテーブルなどを接続して拡張可能なオーディオシステムとして使うことができる。

『CR-H238i』は、Referenceシリーズの入門機として支持されている「CR-H228i」の後継機種として新たに販売を開始するiPod対応CDレシーバーである。

標準でアナログ接続のiPodドックを標準付属しiPod、音楽CD、AM/FMラジオの再生に加え、今回新たにメモリーに記録されたMP3およびWAVファイルを再生可能なUSBポートおよびSDカードスロットをフロントパネルに装備。

機能が充実したカジュアルに楽しめるオールインワンの入門機として、iPodユーザーをはじめとしたオーディオ入門ユーザーに最適なモデルである。

iPodのコントロールも可能な便利なリモコンを標準付属しているので、手持ちのiPodをそのままハードディスクプレーヤーとして使うことができる。

価格はAG-H380が、希望小売価格:52,500円(税込)CR-H238iが57,750円(税込)となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)