writer : techinsight

NEC Windows7搭載Lavie/VALUESTARシリーズ8タイプ48モデル発売

NEC伝統のノートPCシリーズ Lavieシリーズ及び一体型PC VALUESTARのWindows7搭載最新モデルが発表された。ネットブックに比べ大画面化/高性能化を図ったモバイルノート新シリーズの追加など、個人向けパソコンのラインアップを一新した。

ネットブックを超える性能と使いやすさを実現した新モバイルノート「LaVie M」(LM350/VG、LM330/VH)は、デュアルコアCPU「インテル Celeron プロセッサ」を搭載。さらに、19mmピッチと3mmストロークのキーボードを採用するなど、ネットブックを越える性能と使いやすさを実現し、外出先での快適な操作環境を追求している。

LM350/VGでは、約8.5時間の長時間駆動、質量約1.77kgを実現するとともに、大容量4GBメモリを搭載。LM330/VHでは、バッテリ駆動約4.1時間、質量約1.59kgを実現。

映像と音を楽しむAVパソコン「VALUESTAR W」(VW970/VG、VW870/VG)では、直感的なタッチ操作ができる新機能「Windows タッチ」に対応

VW870/VGでは、Windows 7の新機能「Windows タッチ」に対応したタッチパネルを搭載。画面のスクロール、ズーム、写真の回転などを指二本で操作できるマルチタッチに対応し、デジタルカメラの写真を管理/編集できるソフト「SmartPhoto」の「ぱっと観スライドショー」機能やビデオ編集ソフト、タッチ機能対応ゲームなどを直感的に操作することが可能となっている。

さらに、ヤマハ株式会社が開発した独自の低音再生技術「SR-Bass(エスアールベース)」とチタンコーンスピーカを組み合わせた「YAMAHAサウンドシステム」の新規搭載により臨場感あふれる音を再現。高精細で美しい映像表示とリアルなサウンドを両立した。

本シリーズ最大の特徴が、パソコンで録画した番組を携帯電話で視聴できる機能を搭載したことだ。 パソコン録画したデジタル放送の番組を、携帯電話で視聴するべく、マイクロSDカードへ保存することが可能。録画中に自動変換しながら保存し、録画終了後すぐに携帯電話で外出先へ持ち出して視聴することが可能。

午前中に家の家事で忙しくテレビがゆっくりリアルタイムで見られない主婦ユーザーなどが、午後から買い物などの外出先でカフェに立ち寄って、番組をゆっくり見ることができる。

LaVie Lは、デジタル放送をワイヤレスで視聴できるモデルを新たに追加(LL770/VG、LL570/VG)
無線LAN経由で地上デジタル/BS・110度CSデジタル放送を受信できる専用ユニット「ワイヤレスTVデジタル」を標準添付。これにより、パソコン本体へアンテナケーブルを接続する必要がなく、家の中の様々な場所でデジタル放送を楽しむことが可能。

全般にAVとの融合、モビリティとの調和が推進されており、今後のパソコン動向を予告するかのような仕様になっている。

また、筐体デザインが独特の流線的なカーブを描くようになっており、従来型パソコンの無骨さを嫌う女性ユーザーにも強く訴求するものと言えよう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)