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ソニー Windows7搭載フル64ビットノートや世界最軽量モバイルなどVAIO秋モデル発表

ソニーは、パーソナルコンピューターVAIO秋モデルのラインアップを刷新し、全モデルにWindows 7 OSを搭載し新たなオリジナルソフトウェアも加えて基本性能と機能を向上させたノートPC9シリーズ、ボードPC2シリーズを発売する。

今回VAIOラインアップに新たに追加するXシリーズは薄型・世界最軽量655gのモバイルノートで、約20.5時間のバッテリー駆動も実現している。ATOMプロセッサに2GBメモリを搭載し、パフォーマンスと携帯性の両面で期待できるモデルだ。

さらに、既存モデルの機能・性能強化のほかに、24型ワイド画面を搭載したボードPC LシリーズとホームノートPC Cシリーズを新筐体、新デザインで投入する。

フルノートモデルのCシリーズは、コンパクトボディに光沢のある5色を採用し、本体内側にはそのボディカラーを基調とした細かい階調でなめらかなグラデーションが施されている。

本機はハイビジョン映像を画面いっぱいに楽しめる縦横比率が16:9の14型ワイド液晶と、ハイビジョンコンテンツを高画質のままテレビの大画面に出力できるHDMI出力端子を搭載し、パソコン本体やテレビの双方で迫力ある映像体験が可能となっている。

Cシリーズは、フル64ビット化が施されており、スペックの概要はWindows 7 Home Premium 64ビット正規版/Core Duo P8700 (2.53 GHz)/ 14型ワイドWXGA(1366×768) VAIOディスプレイ/4GB(2GB×2メモリ)/500GB HD/NVIDIA GeForce G210M GPU/ W-LAN(abgn)/Blu-ray/Camera/Bluetooth/HDMI(out)/となっている。

デスクトップモデルのLシリーズは、AV機能との融合が図られており、24型ワイド画面の16:9フルHD液晶(1920×1080ドット)を搭載することで、テレビやブルーレイディスクの映像を高精細に表示可能だ。

さらに、地上・BS・110度CSデジタル放送に対応した3波ダブルチューナーを搭載したことにより、異なる放送波の2番組を同時に録画することも可能。

また、「VAIO AVC トランスコーダー」の搭載により、同じディスク容量で約4倍の録画が可能。
全く新しい操作性を実現するWindows 7のタッチ機能を生かす、タッチパネル液晶を搭載し、指で画面に直接触れることで「Media Gallery」などの対応ソフトウェアを簡単操作で直感的に行える。

スペック概要は、Windows 7 Home Premium 64ビット正規版/ CoreTM2 Duo プロセッサー E7500(2.93 GHz)/ タッチパネル機能搭載24型ワイド(1920×1080ドット)VAIOディスプレイプラス/4GB(2GB×2)メモリ ITB HDDなどとなっている。

発売予定日は、2009年10月22日。価格は、ノートが11万円~17万円。デスクトップが21万円~24万円前後となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)