エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「まじかよ・・」”知名度ワースト1位”。呆然のアノ芸人。

今のお笑いブームの牽引車ともいえるのが「爆笑レッドカーペット」だろう。
柳原可奈子や渡辺直美、世界のナベアツなど多くの芸人がここからブレイクしている。
この番組からメディアで知られるようになった多数の芸人の知名度ランキングが発表された。
ワースト1位はおそらく出演者も視聴者も予想しなかった結果となった。
そしてなによりショックを隠せなかったのが本人だった。

今のお笑いブームは結構長い。初期はドランクドラゴンやインパルス、アンジャッシュなどから盛り上がってきた。
その火付け役となった番組が「エンタの神様」である。
そして、そのブームが収束する前に次の世代を出し続けるのが「爆笑レッドカーペット」なのだ。
これまでに、
狩野英孝、クールポコ、ジョイマン、TKO
超新塾、鳥居みゆき、フルーツポンチ、ムーディ勝山・・・
などレッドカーペットで火がついた芸人は実に多いのだ。

ハイキングウォーキングなどはキングオブレッドカーペットなどといっている。
もう中学生も、この番組のシステムあればこそ通用するネタといえるだろう。
今、オードリーと人気を二分するといって過言でない、はんにゃもここからブレイクしている。

そのレッドカーペット芸人が実際に世間でどれほど知られているのか?
10月3日放送の爆笑レッドカーペットスペシャルの中で調査結果が報告された。
これは、街頭で芸人達の写真を見てもらい、名前を知っているかどうかを確認するというものだ。

番組のコーナーなので精度はそれほど高くないとはいえ、芸人にとっては最も気になる調査である。

知名度ベスト1となったのは、U字工事だった。
M-1本選に出るほどなのでこれは納得いく結果といえる。
そして、知名度が低い、はっきりいって売れていない芸人ワースト5は
ロケット団、Wコロン、ちゃらんぽらん・富好、おてんき・・などとなった。
そしてワースト1の発表が残され、誰もがまさか自分が?と会場に緊張が走った。

ワースト1位は「マシンガンズ」だったのだ。
女性の行動パターンなどを再現して
「ああ、めんどくせー」
と切れるのがネタなのだが、大声で早口に喋りとおすのが特徴である。
登場回数も多いほうで、レッドカーペットでは中堅にあたるとだろう。

しかし、今回の調査では最下位だったのだ。
結果を聞いたマシンガンズの二人は立ち上がり
「まじかよ」としばし呆然。
周りも声をしばらくかけられなかった。

今回は調査方法もそれほど厳密ではないこともあるだろうが、
マシンガンズのイメージが「大声でしゃべりまくって切れて落ちる」というものなので、
逆にネタが速過ぎて、マシンガンズという名前が残りにくいのかもしれない。

この日は、まだメディアにあまり出ていない芸人が登場する「ホワイトカーペット」もあったのだが、かなり面白いできだった。
マシンガンズに限らず、レッドカーペット芸人はうかうかできない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)