街で誰かが着ている洋服を、自分も欲しいと思ったことは誰しもあるだろう。しかし、ブランド名が分からなければインターネットで探すのは大変である上に、その洋服が今、店頭やネット上で販売している洋服とも限らない。「欲しい服に似ている服」を検索キーとして探すことができれば、便利だと思ったことはないだろうか？

欲しいアイテムを「見た目」で検索できるサイト「ミテカ(miteca.jp)」が、独自の画像認識技術を採用し、更に使いやすくなった。一般的に従来の画像認識技術では「色」情報だけで画像を認識していたが、ミテカでは「色」・「形」・「柄」の三要素で認識する。
使い方は簡単で、Web上の画像や携帯のカメラで撮った写真などをドラック＆ドロップで検索キーに設定して、「色と形」、「形と柄」、「柄と色」が似ているものを検索する。結果の表示方法も工夫されており、直感的で分かりやすい。
運営する株式会社ゼータ・ブリッジでは、今後この画像認識技術（フォトナビ・サーチ）の幅広い分野での運用を予定している。
膨大の画像が存在するインターネット上で物を探す場合には、高機能な画像認識技術は不可欠である。フォトナビ・サーチはこの分野のスタンダードとなる可能性がある。

（TechinsightJapan編集部　Yoshi Kato）