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南アフリカで誰もが食べる定番料理は「ブライ」と呼ばれるバーベキュー。好きな人は毎週末ブライ、友人が集まると必ず持ち寄りのブライとなるほど、南アフリカでは当たり前のように行われる。しかし、ブライによる死亡者は意外と多い。
今回ブライの犠牲者となったのは38歳の男性。夜の11時ごろから友人3人とブライをはじめた。妻は家の中でサラダを作っており、子供たちはそれぞれの部屋で寝ていた。
ちなみにブライで大事なのは「火力」。これを間違えると、肉の内部に火が通っていないのに真っ黒こげという失敗作ができてしまう。炭にじっくり火を通し、粉々にして熱を均等に伝えるようにする。そこからじっくりと肉を焼いていくので、ブライをするのに3時間ほどかかってしまう。
今回の場合、炭に火がなかなかつかないので、友人の1人がガソリンを少し炭にかけることを提案した。男性はガソリンタンクの蓋にガソリンを少し入れ、片手にガソリンタンクを持ったまま蓋に入れたガソリンを炭にかけた。次の瞬間、男性は火に包まれていた。叫び声を聞き駆けつけた妻は、炎に包まれた夫が叫びながら庭を転げまわっているのを目にした。男性は友人3人によって鎮火、そのまま病院へ搬送された。男性は喉と顔、上半身、そして腕に大やけどを負う重傷を負い、集中治療室に入院中だ。
ちなみに、彼の飼い犬も火傷を負った。
ブライで火傷をして死亡する人、ブライの最中にお酒を飲みすぎて喧嘩になり殺人事件となるケースも少なくない。ブライは本来家族や友人で楽しむもの。それだけに鍋奉行ならぬ「ブライ奉行」の責任は重大だ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)