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ついに「OnGen」がMP3に対応 音楽配信開始

日本の代表的な音楽ダウンロードストアといえば、iTunes StoreとOnGenであるが、OnGenのファイル形式はWMAであり、Windowsパソコンでの視聴には問題はないものの、iPodをはじめとした代表的な音楽プレイヤーでの再生には変換処理を要するため、利用には二の足を踏んでいる人もいた。
しかし、今般、「TSUTAYA DISCAS音楽配信」とUCXが運営する音楽総合サービスサイト「OnGen」において、2009年9月9日(水)よりMP3ファイル形式での音楽配信を本格的に開始する。

多くのユーザーから要望を受け、この度新たにApple製iPodやソニー製ウォークマンなどのデジタルオーディオプレーヤーでも視聴が可能となるMP3ファイル形式の楽曲を追加したとのこと。

まだ一部の音源のみのようだが、将来的には全音源を汎用性の高いMP3で配信してくれることが切望される。

運営元のCCCとUCXは、個性的な音楽を世に送り出しているP-VINEのカタログアイテム、および「心と身体にやさしい音楽」をスローガンとするヒーリングミュージックのデラからMP3ファイル形式の楽曲提供を受け、2009年11月までに合わせて5,000曲の配信を予定している。また、MP3ファイル形式の楽曲全てをDRMフリーで配信し、CDへの書き込みやデジタルオーディオプレーヤーへの転送回数に制限をかけることなく、手軽に便利に音楽が楽しめる環境づくりを提供する。

「大人の事情」でiTunes Storeには無い音源が、OnGenにはあることも多く。両者共存の上、音楽環境がさらに豊かになっていくことを願いたい。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)