writer : techinsight

【パソコン快適活用術】iTunesと同時に起動しておく3つのツール

(Windows MacOSX )
PCに向かっているときには、もっぱらiTunesで音楽を聴くというのがデフォルトになっている筆者は、iTunesと同時に3つのツールを起動しておき、いつも手元に音楽がある状態にしているので、今回はそれは紹介してみたい。

まずはYahooウィジェットとして提供されているSongWidgetである。これはiTunes再生中の楽曲をAmazonに問い合わせ、そこに投稿されているユーザーのレビューを表示してくれるというものだ。
iTunesのリモートコントロールも兼ねているので、早送りやリピートもできるのも有り難い。

続いてArtwork Gofer。これは、iTunesのデータベースではアルバムカバージャケットが取得できなかったアルバムを、同じくAmazonに問い合わせて取得してくれるというものだ。
よほどマイナーなアルバムでもない限り、iTunesのデータベースに画像はなくてもAmazonにはちゃんとあるので、コレクションが充実したものになる。

最後は、Lylic Masterである。これはその名前の通り歌詞を検索して、曲のタグに埋め込んでくれるツールだ。

気になった曲があったら、ただちに歌詞情報とアルバムアートワークを取得しておけば、いつでも参照できるようになり、音楽の楽しみが飛躍的に増す。

今後開発して欲しいツールとしては、Wikipediaとの連携ツールである。アーティスト情報をブラウザに渡して、該当のWikipediaエントリを表示してくれるツールがあれば表示しれくれれば良いだろう。

また、クラシックファンとジャズファン向けのデータベース整備も進めて欲しいものである。クラシックファンは演奏者データや作曲年月日、録音年月日、バージョン情報(いくつかのバージョンがある曲があるのだ)など。ジャズファン向けにはレーベルと番号、録音年月日、サイドメンのリストなどである。

10年前に比較して、音楽に親しむ環境は年々豊かになっていると言ってもいいだろう。CDが売れないという業界からの嘆きの声について、ダウンロード販売や着うたの定着という新しい流行もその一因としてあるだろうが、原点に戻って良い音楽を提供してくれれば、リスナーはちゃんと付いてくるのである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)