鼻先を上向きにするトルコの形成手術に「ぶた鼻」「スケートボードランプ」と辛…
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マドンナに続いてビヨンセも!? 東欧では、資本主義国家が生みだしたアーティストが来訪しても、その位置づけはそう高いものではないようだ。先日は、スロベニアで予定されたマドンナのコンサートがチケットが売れ行き不振でキャンセルになり、ルーマニア公演では観客のブーイングを受けている。そして今回はビヨンセ・ノウルズ(27)が…。
現在ワールド・ツアー”I AM…”の最中にあるビヨンセ。彼女は29日のウクライナ公演のために同国東部のドネツク入りしたが、そこの超一流ホテルと言われるホテル、『Donbass Palace 』ご自慢のロイヤル・スイートを予約し、豪華で広いその部屋に荷物を広げ落ち着いた。
ところがしばらくするとホテル支配人が現れ、丁重なお詫びとともに部屋の移動をお願いされたという。理由は、ウクライナの次期大統領の有力候補である政治家、ヴィクトール・ヤヌコヴィッチ氏の一行が現われ、「一番良い部屋に同氏を泊めろ」とフロントで主張したというのだ。
青い顔をして何としても同氏に部屋を譲って頂きたいと懇願する支配人に、ビヨンセは仕方なく移動することにしたが、面倒くさいったらありゃしない話である。
資本主義国家の生んだ芸術とはいえ、自国の若者たちを大いに楽しませようとして、しかもたっぷりのチップをあちこちで弾む金満セレブが来訪したのだ。「彼女を一番良い部屋に泊めて差し上げなさい。私は2番目の部屋でよいから。」と寛大なところを見せられない政治家が次期大統領有力候補者とは、少しだけ悲しい気がする。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)