マイケルが子供好きであったことは、もうすっかり有名。昨日は、彼が亡くなる少し前まで実は4人目の子供を産んでくれる女性を求めていたことをお伝えしたばかりであるが、なんとあのノルウェー出身のオメール君とは別に、もうひとり「隠し子」を名乗る男子が登場した。

7月7日の「追悼式」において、最前列の家族と並んで座ることが認められ、周囲をビックリさせた若い男性、それがちょうど1カ月前に “第一の隠し子”としてメディアを騒がせたO-Beeこと、オメール・バッティ君であった。

彼はノルウェーの女性ファンが生んだマイケルの子だと言われ、マイケルの1996年のワールド・ツアー『History』に、彼のミニチュアのような格好をして同伴したあの坊やである。オメール君はその後、ネバーランドでマイケルの家族とともに暮らし、現在ラッパーとして米国で活動している。

そして今回、新しく名乗りを上げたのはサン・フランシスコ在住のプリンス・マイケル・マラチ・ジェット・ジャクソンさんという24歳の男性。DNA鑑定により、故マイケル・ジャクソンと自分が生理学上の父と子である証明が欲しいとしている。

その陳情によると、彼の出生届の父親の欄には「インディアナ州のマイケル・ジョゼフ・ジャクソン（マイケルのフル・ネーム、出身と同じ）」、母親の欄には「ザーリン・ラヴェット・ディクソン」と記されていると主張する。また彼とその家族は、「あまり波風を立てないように」とジャクソン・ファミリーから圧力をかけられているという。

ジャクソン・ファミリーも、キッパリと「君の話など聞いていない」と否定出来ればよいのだろうが、マイケルが非常に子供好きで、子供をたくさん欲しがったことが事実であるだけに、ここは静かにDNA鑑定の結果を見守るしかないようだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）