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“キング・オブ・ポップ” マイケル・ジャクソン(享年50)が、本来であれば50ものカムバック公演を行っていたはずである、ロンドンO2アリーナ。スポーツやコンサートのビッグ・イベントに対応する収容人数23000人という超大型ドームである。10月から約半年間、マイケルの有名な白い手袋や衣裳を含む数百もの遺品がそこに展示されることになった。
10月から約6カ月間O2 アリーナに設けられるという、マイケルの遺品を集めた追悼記念展。ムーンウォーク・ダンスで彼が片方だけ着用し有名になったあの白い手袋も登場するそうだ。
展示会では、ライン・ストーンが無数縫い付けられているマイケルのその手袋の他、黒いシークイン・ジャケット(スパンコールが全面に縫い付けてあり、キラキラ光る)や、ピーター・パンの絵とともに“Jacko”と名前が入った愛用のゴルフ・バギー、『スリラー』のミュージック・ビデオ撮影の際に着用した衣装一式もお目にかかれるそうだ。
11月にはNY「ハード・ロック・カフェ」にて、マイケルの遺品の数々がオークションにかけられると言われており、それ以外のものになるのか、それともそうした品も含むのかは不明。遺品が保管されている米国カリフォルニア州の倉庫には、すでにAEGライブ社のスタッフが入り、ロンドンO2 アリーナで展示する品を厳選している最中であるという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)