イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・リスペクト編】ジョナスBros.三男ニック、将来は大統領の座を狙っている。

全米トップ・アイドル・バンド『ジョナス・ブラザーズ』の三男、ニック・ジョナス。まだ16歳であるが、彼の人気は、近年のアイドル・ミュージシャンの中でもダントツである。そんなニックが、将来は米国の大統領になろうと真剣に考えているとロイターが報じた。

スーツ姿をビシッと決め、ワシントンD.C.のナショナル・プレス・クラブに24日に登場したニックは、「その時には音楽活動は一時休止しなければならないけれど」と前置きし、いずれは米国の大統領になりたいという高い志があることを語った。

「冗談でそう話すと皆笑ってくれますね。でも本人は結構真面目に言っているつもりなんです。実現するか分かりませんが…。」

ご存じの方もいらっしゃると思うが、ニックは若年性1型糖尿病を13歳の時から患っている
カゼ症状から次第に糖尿病特有の症状が出てきたというニックは、その後毎日一生続くインシュリン治療を、辛抱強く続けてきている。

糖尿病という響きに誤解も多いのが現実で、早期の治療開始が必要なのに、人々にほとんど小児糖尿病の知識がない。このことにショックを受けたニックは、治療費軽減や研究費用の募金活動をするために、Change for the Children Foundationという慈善団体を設立し、機会あるごとにマイクを握っては人々に病気への理解を呼びかけている。

今回の記者会見も、糖尿病治療の研究の先端を行く「バイエル」社の“Bayer Diabetes Care” という組織の親善大使としてのもの。しっかりと募金を呼びかけたまだたった16歳のニックというアイドルに、将来は大統領はともかく、大物政治家になる器であることを記者たちは感じたようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)