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現代の不妊治療技術の発展には目を見張るものがある。この度第二子妊娠を発表した歌手のセリーヌ・ディオンであるが、人工授精による着床であり、使用された卵子は8年間も冷凍保存されたものであることが分かった。
来年早春にも第二子が誕生するセリーヌ・ディオン(41)。最後まであきらめることなく、6年の試みにてついに受精卵が着床したというディオンだが、今回それを成功に導いたゼヴ・ローゼンワクス医師が、米芸能誌『People』の取材に応じた。
同医師によると、今回着床に成功した卵子はディオンの33歳当時のもので、液体窒素保存容器に詰められ冷凍された年月は8年間にも及んだそうだ。半ばあきらめかけていた夫妻も、受精卵の着床を確認すると大変な喜びようであったという。
「世の中では10年や15年以上冷凍保存された卵子による人工授精が成功しています。セリーヌのケースもそんなに珍しい例、あるいは困難な例だとは思いません。」と添えた。
「精子バンク」なるものはよく知られている。有名スポーツマンや知的職業に就いている男性で、かつイケメンの場合、その精子は大変高価だ。バンクではないが、同じように女性も元気な卵子を冷凍保存しておくことが可能であり、ジェニファー・アニストンなども利用者だと言われている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)