人気歌手のセリーヌ・ディオンはこの度、『オプラ・ウィンフリー・ショー』にてお腹に赤ちゃんがいることを発表し、大きなサプライズとなった。現在41歳、不妊治療を受けながらこぎつけた妊娠に「奇跡の子よ」と喜びを語った。
ディオンにはレネ・チャールズ君という8歳の男の子がいるが、やはり6年もかかってようやく授かった子供だと説明した。
夫のレネ・アンジェリル氏は67歳。あきらめとかすかな望みに揺れ、しかしどうしてももう一人子供が欲しいと願った夫妻は、人工授精の専門医に運を委ねたそうだ。
アンジェリル氏は、ディオンの才能を開花させ、売り込みに尽力した元マネージャー。過去に2回結婚、3人の子供があったが、ディオンとは1994年12月に結婚し、1997年には映画『タイタニック』の主題歌 “My Heart Will Go On” を大ブレークさせている。
そのアンジェリル氏が1999年に皮膚がんと闘った際は、恩返しとばかりに仕事をキッパリと離れ、献身的に看病したディオン。すっかりメディアに名前も登場しなくなってしまった。
だが夫の病気の完治とともに、ラスベガスでの『A New Day… Live in Las Vegas』というレギュラー・コンサートは、2003年から約4年のロング・ランになり、彼女の豊かな才能と歌心は多くの人々に感動を与えた。
彼女のチャレンジ精神は実にたくましい。『Taking Chances』というワールド・ツアーは現在も続いており、来年2月までは歌手としても頑張るのだそうだ。おめでとうございます!どうかあまり無理をなさらないように。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)