故マイケル・ジャクソンの二男ブランケット君を出産した女性が判明した。そして生理学上の父親はマイケル本人であるということも。このところマイケルの子供たちに関しては、様々な報道が飛び交っているだけに、ひとつ明るいニュースと言えよう。
7歳の二男ブランケット君は、先月の追悼式ではパパの人形を大事に握っていたあの子。マイケルの血がつながっているのではないかと思わせる、大きな黒い瞳に黒い髪。以前から父親だけはマイケルであって欲しい、しかし誰が産んだのであろうと話題になっていた。
英「デイリー・ミラー」紙によると、マイケルはプリンス君とパリスちゃんという2人の子に満足していたが、それでも自分が納得して選んだ女性に、自分の血が通った子供を生んで欲しいと考えるようになり、代理母出産を思いついたという。
マイケルはしかるべき機関に自ら出向き、数ある登録女性の中から、すでに米国市民権も得ているメキシコ出身のヘレナさんを選んだ。ラテン系だが色白。医療現場で働くインテリ、しかも美人で落ち着いた雰囲気であることに彼は完璧さを感じたという。
しかしヘレナさんは、あくまで代理母出産の契約。異なる女性の卵子を用いての人工授精であり、2002年2月21日、サンディエゴにてブランケット君が生まれるとビジネスは終了、マイケルの弁護士らによってほどなくネバーランドに連れて行かれた。
マイケルの弁護士はまた、卵子提供者の女性に対しても、“一切の法的な権利を放棄しその子に託す” といった誓約書へのサインを求め、書類は大事に保管されているという。出生届の父親の欄にはマイケルの名が、しかし母親については空欄。おそらく極秘のまま、今後も卵子提供者について明かされることはなさそうである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)