娘ブリトニーよ、よく頑張った、いえいえ、パパこそありがとう、色々と苦労をかけてしまいました、ということで、ブリトニーの『Circus』ツアーの終了とともに実現されるよう、父娘は互いに嬉しいプレゼントを用意しているようだ。
ご存じの通り、ジェイミー・スピアーズさんは裁判所の命令を受け、娘ブリトニーの財産の管理から生活面の監督までを任されている。彼は真面目にそれにあたっており、目の上のコブとなって時には娘と衝突を繰り返した。
だが現在のブリトニーは、可愛い息子たちを連れ欧州ツアーに臨んでおり、後部座席に子供たちを乗せて車を運転することもOKになっている。やはりジェイミーさんを始めとする家族の厳しくも温かい支えの賜物と言える。
そんなパパに感謝の気持ちを見せたいとするブリトニーは、ケイジャンあるいはソウル・フードと呼ばれることもある、南部の家庭料理を出すレストランをプレゼントしたいと考えているようだ。
ルイジアナ州育ちのブリトニーは、ジャンバラヤに見られる通り、ボリュームがあってスパイスが効いて素朴、かつ野菜や穀物、豆といった豊富な栄養を摂れる南部料理が大好き。彼らがそうしたレストランを経営することは初めてではないが、しかし成功もしていない。
2002年、ブリトニーはニューヨークに「Nyla」というやはり南部料理を出すレストラン開業に乗り出したが、納入業者や債権者への未払い事件あり、シェフの辞職あり、刺傷事件ありで半年後にはなぜかイタリアン料理に路線変更している。
続いては2004年11月、ロサンジェルス近郊に父ジェイミーさんが「JJ Chill」という南部料理を出すレストランをオープンさせた。南部料理のはずがブリトニーが好きだというのでメキシカンやミルクシェークまで登場、だが味の評判が今一つであっという間に閉店している。
今回ブリトニーは、「Nyla」のロサンジェルス店を考えており、是非経営を父にやってもらいたいと親しい人たちに話しているという。
一方ジェイミーさんからのプレゼント。先だって裁判所に対し、娘ブリトニーの生活態度の改善は明白であり、11月の『Circus』ツアーの終了を以て評価を改めて仰ぎたいとする陳情を行っている。評価次第ではあるが、ブリトニーに自由が戻ってくる可能性が高い。
元夫ケヴィン・フェダーラインに若い恋人が出来たことも追い風になり、少し前には、50%を超える親権をブリトニーに与える、という試行期間が設けられたことも報じられている。
ブリトニーも恋人ジェイソンさんの愛に守られながら頑張っていけそうな気配である。パパ・ジェイミーさんも、今度こそは美味しい南部料理を出すレストラン経営者として頑張って頂きたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)