writer : techinsight

軽油をエコにする添加剤?

不景気な今だからこそ、嬉しいサービスだ。従来は難しいとされていた軽油の燃焼効率を向上させられる、エコな添加剤が登場した。

サプライズサプライズ株式会社は、軽油をプレミアム化するエコ添加剤として、ガソリンスタンド向け(=業務用)の「DW-01」と、一般ユーザー向けの「ディーゼルウェポン」を発売した。

今回発売される「DW-01」「ディーゼルウェポン」は、軽油や重油、灯油といったディーゼル燃料に少量添加するだけで、燃焼室やインジェクターの汚れを強力に洗浄し、燃焼効率を改善してくれるスグレモノだ。

これにより、燃料消費量、炭化水素、一酸化炭素・窒素酸化物・黒煙(=PM粒子)が減少し、環境や人体への悪影響が抑制できる。また、燃焼効率の向上によって低回転域のトルクと高回転域の馬力をアップできるとともに、セタン価の向上によって着火性、低温時の始動性を高めることもできる。

成分はすべて、科学物質審査規制法に登録されている化学物質のみを使用しており、塩素や界面活性剤が含まれていないため、乳化やゲル化による閉塞やサビのトラブルを防止できる。

「DW-01」「ディーゼルウェポン」によって、差別化が難しい軽油の付加価値を高められるので、ガソリンスタンドにとっては競争力と収益率の向上が期待できる。

一般ユーザー向けの「ディーゼルウェポン」は500mlで税込み2000円で販売されている。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)