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光ったり、動いたり? 若手アーティストによる本格的現代アートイベント、日本橋三越で開催

光ったり、動いたりするらしい。現代アートのイベント「ART ADVANCE MITSUKOSHI」が5日から日本橋三越本店で始まる。

これは、企画を手がけた株式会社ボングゥーが発表したもの。昨年3月に東京・足立区が東京藝術大学の後援を受けて開催した「ART ADVANCE ADACHI 2008」を引き継ぐ第2弾イベントとなる。

足立区で開催した「ART ADVANCE ADACHI 2008」では、コンピューターを駆使するメディアアートを中心とした、地方公共団体としては画期的な本格的現代アートイベントとなり、「楽しい」「わかりやすい」「不思議な国に来たみたい」と来場者から高い評価を受けたという。

それから1年半の時を経て、満を持して第2弾が「ART ADVANCE MITSUKOSHI」として復活する。会場は日本橋三越本店だ。

「ART ADVANCE MITSUKOSHI」のコンセプトは「現代アートを気軽にわかりやすく」で、これまでアートにあまり関心がなかった人にも気軽に触れて楽しんでもらうことを目的としている。

特に、今回は子どもが楽しめる企画が満載だ。日本橋三越本店の夏休み恒例「こども博」のメイン催事として催され、小さな子どもたちでも楽しめるように、光ったり、動いたりするメディアアートや、人が触れることにより反応する「インタラクティブアート」の作品が展示の中心となっている。もちろん、子どもだけでなく大人も十分に楽しめる、見ごたえのある内容となっている。

出品アーティストは、NHKデジスタアウォードでグランプリを受賞した鈴木太朗氏と筧康明氏を筆頭に、神戸ビエンナーレ2007のアート・イン・コンテナ展大賞を受賞した臼井英之氏、東京ミッドタウンのTokyo Midtown Award 2008オーディエンス賞を受賞した小松宏誠氏など、新進気鋭の若手アーティストが揃っている。

さらに、足立区の人気ゆるキャラ「アダチン」のアニメでおなじみの青木純氏や、Mr.Childrenのプロモーションビデオを手がける半崎信朗氏、レミオロメンのプロモーションビデオを手がける小柳祐介氏など、話題のアーティストの映像作品も会場で上映されるという。

この夏は三越で現代アートを楽しもう。この「ART ADVANCE MITSUKOSHI」は今月5日(水)から10日(月)まで日本橋三越本店7階で開催され、入場料は無料。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)