身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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中央アフリカ共和国の5歳以下の子供約70万人は、深刻な栄養失調にかかっているとユニセフによる発表があった。彼らは人として受け入れられる生活以下の状況で暮らしているという。
政治情勢の不安定な中央アフリカ共和国北部だけでなく、南部ですら栄養失調の子供は多い。5歳以下70万人の子供のうち16%はよりひどい栄養失調に、6,6%はそれをさらに上回る深刻な栄養失調だという。そして、さらにそのうちの2%は、緊急を要するほどの激しい栄養失調との報告がある。
現在国連では、健康食品、薬、そのほかの必需品などで総計150万USドルの資金を捻出しようとしている。
中央アフリカ共和国は1960年にフランスから独立、その後ダイアモンドやウラン、金などの輸出と農業で生計を立てている国だ。一方、人口の9割は1日2USドル以下の生活という状況。これは、独立後の政治不安が経済を崩壊させているからだ。中アフリカ共和国では反政府勢力が活発に活動しクーデターなどがたびたび起こり、「サラギナ」と呼ばれる武装強盗集団が出没して村を襲撃、さらに隣国スーダンのダルフール地域で活動するチャドの反政府勢力までも侵入する始末。国民がのびのびと暮らせる状況ではないようだ。
この国には子供の将来を気にかける政治家は皆無らしい。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)