身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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先週から続いているイスラム系過激派の暴動は、多くの死者を出している。舗装されていない道路脇には死体がどこまでも続いている。日差しが照りつけているため腐敗も早い。暴動の影響は一般市民に襲い掛かろうとしている。
ナイジェリア警察や軍は、ナイジェリアの4つの州(バウチ、カノ、ヨベ、ボルノ)で5日間続いた防衛軍と反政府イスラム系武装勢力グループ『ボコ・ハラム』の闘争で、少なく見積もっても700人は死亡していると述べているが、政府側では発表を避けている。ナイジェリア当局では2日間かけてそれら死体を巨大な墓地に埋めていく。被害者の家族たちは全く協力的ではないらしい。というのも、被害者はボコ派のメンバーたちで家族としては仲間と思われたくないからだそうだ。
先週の金曜日に政府側はボコ派勢力を制圧、ボコ派指導者モハメド・ユスフ師を殺害したことで一時沈静化した。しかし、隠れていたボコ派信者が警察を襲撃、ナイジェリアの3つの州で暴動が再発した。政府はボルノ州の州都にあるボコ派の拠点を爆撃し、39歳の拠点リーダーを含む200人を殺害した。
一方、レッド・クロス国際委員会は街の衛生問題を懸念している。通りに放置された死体が腐敗することで、コレラなどの伝染病が発生することを恐れている。
情勢が不安定な国は、伝染病の広がりが驚くほど早い。レッド・クロスなどの迅速な対応が要求される。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)