いっしょうけんめいがんばって仕事を早く片付けた。本来なら仕事が早く終わるのは良いことなのだが、暇そうにしていると余計な仕事を押し付けられて、左うちわのはずが残業生活になったりする。
そこで、パソコンに向かって仕事をしているフリをしながら、適度に息抜きをするためのアプリを紹介しよう。
なお、サボるのを推奨しているわけではない。他人の余計な仕事を押し付けられないための保身の知恵ということでお読みいただきたい。
近年はパソコンに向かっている=忙しいとはなかなかみなしてくれない。最悪なのはネットサーフィンでニュースやブログを眺めていることだ、下手をすれば職務怠慢でリストラの恐れもある。
そこで、まず、この「こっそりエディタ」はどうだろうか、一見デスクトップ付箋紙と見間違うような、地味で目立たない小さなエディタだ。スクリーンには業務アプリの画面を表示させておいて、仕事をしているフリをしながら、メールの原稿でも書いていれば良い。
続いて、私的インターネット閲覧をしているときに、上司がやってきたら素早く画面を隠したり、スクリーンセーバーを起動させたりする「ボスが来た」も有用だ。ホットキー一発で画面を隠すことができる。
ブログやニュースの閲覧は、ティッカー型(記事がテロップ上で流れる)のRSSリーダーを常駐させておこう。気になった記事を見たら、冒頭に紹介したこっそりエディタでブログ原稿を書いておけばよい。
最後に、デスクトップカムフラージュのためにガジェット類を配置しておけば完璧だ。誰がみても仕事をしているように見える。
仕事が早くて丁寧なのは大いに賞賛されるべきであり、その結果時間に余裕ができたのであれば、次の仕事への鋭気を養うための充電に当てるべきである。創造的なサボりも必要なことがあるのだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)