
知らない街を観光しているときに、目にとまった建物や場所にケータイカメラをかざして見ると、その画面にその建物などの名称と位置や方角などが表示される。これがARブラウザである。
先月発売されたばかりのAndroidケータイで動作するARブラウザLayarが「システムケイ」からリリースされた。
LayarはAndorid向けに提供されている現実拡張ブラウザ(ARブラウザ)である。
携帯電話を風景にかざすと、現実の撮影映像の上に検索情報を重ね合わせて表示されるサービスだ。
自分の周りにあるレストランやコンビニ、地下鉄、銀行のATM、そして観光スポット情報など検索情報をカメラ映像に重ね合せて表示され、周囲にどんなスポットがあるかを直感的に把握することができます。
今回発表する検索コンテンツは、次の22種類だ。
暮らしサーチ、ビジネスサーチ、お泊りサーチ、乗り物サーチ、ハイウェイサーチ、駅どこサーチ、バス停サーチ、GSサーチ、スクールサーチ、病院サーチ、買い物サーチ、銀行サーチ、郵便サーチ、遊びサーチ、コンビニサーチ、グルメサーチ、レジャーサーチ、観光サーチ、自然サーチ、AEDサーチ、 Sapporoサーチ【北海道特別コンテンツ】、北大サーチ【北海道特別コンテンツ】
今後随時追加されていく予定だ。
トイレサーチがないのは、都市生活をしていると非常に困るので、ぜひ実装して欲しいと記者個人は希望する。
女性の夜道一人歩きのために、交番サーチもあれば、さらに利便性が高まるだろう。
一般に人はふだん通り慣れた道を毎日通る傾向があるが、ちょっと1本道を外れたところに、意外な穴場スポットがあったり、もっと便利なルートがあったりと言ったことが発見される可能性もあり、ケータイの位置情報端末としての機能がさらに効果的に発揮されるに違いない。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)