忘れやすいタイプの人は、世の中には割と大勢いる。
大事な用事でもうっかりスルーしてしまい、「パーティいかなあかんねん！」と慌てて準備を始める、なんてことも。
実際パーティに行くのを忘れるか？はさておき、何となく覚えておきたい小さな用事から忘れちゃいけない大きな用事まで、“自分以外の人もまとめて”管理してくれるソフトが登場した。

『LoopLoop』は携帯電話上でスケジュール管理サイトが作成できるソフトウェアだ。
一度PCに『LoopLoop』をダウンロードし、専用サイトを作成しておけば、あとは携帯電話上から簡単にスケジュールの更新・確認を行うことができる。

それなら別に最近の携帯電話でも行えたりするのだが、『LoopLoop』は“情報を共有する”ということに重点を置いている。

サッカーの試合があったとしよう。携帯電話やメールに使い慣れている人ならばメールで試合日などを連絡したりするが、年配の人が監督の場合、口頭や電話で伝えてしまいがちだ。
そういう形に残らない連絡は、不安が残る。サッカーに限らずとも、例えば学校での連絡事項で、先生に言われたことを後になって誰かに聞き返した人も多いのではないだろうか。

『LoopLoop』の場合、予定表サイトに書き込んでおくだけで、そこにアクセスした全員とスケジュールを共有することができる。
「何日って言われたっけ？」と後から誰かに聞き返したりするような無駄を省けるのだ。まさに一分一秒でも惜しい現代人が生んだツールと言えよう。

もちろん工夫次第でスケジュール管理以外の用途にも活用できる。

金銭管理されているパパさんが一日に使ったお金をメモっておいて、「見てくれよ、今の小遣いじゃこんなにカツカツなんだよ！」とカラッポになった財布とスケジュールサイトを見せつつ、涙ながらにママさんに訴えかけるのも悪くない。
「飲み会とかお酒とかタバコばっかじゃないの！」と怒鳴られても頑張って欲しい。
（TechinsightJapan編集部　瀬下なつき）