writer : techinsight

「私をブランドにする」。“自分ロゴ“にはまる人々。

あらゆる場所で我々が見かける企業ロゴ。「企業の顔」のようなものだ。単なるイラストではない、そこには企業の思いが凝縮されている。最近ではDoCoMoがロゴデザインを一新したことや、松下電器産業がPanasonicへと社名変更したことなどが記憶に新しい。
とは言え、この「ロゴマーク」は決して大きな企業だけのものではない。昨今では個人で自分のロゴを作成し、自己表現する人が増えているのだ。
そんな人にオススメのブランドロゴのDIY型サービスがあるという。2万点を超える様々なシンボルグラフィックを使って、自分で好きなロゴマークを作れるそうだ。早速、記者も試してみた。

このサービスを提供しているのは、LOGOYES JAPAN株式会社。同社は、世界で初めてのDIY型ロゴサービス(英語版)を開始したLogoYes.comにいち早く目をつけ、2008年から同サービスを日本国内向けにスタートさせた。6,900円という驚きの価格で、ロゴの作成とその後様々な用途に用いることの出来るデジタルデータ(JPEG・GIF・EPS形式をZIP圧縮したもの)提供までをサポートしている。

英語版をそのまま日本語化して提供しているというが、簡単な選択肢を選んでいくだけで、デザインなどの知識がなくてもスムーズに進められる(画像01-02)。

(画像01)

(画像02)

まず業種や業界を選び、次に具体的な図柄を選ぶのだが、こちらは最初に選択した項目に合わせたラインナップが一覧で表示されるので、その中から自分の好みの図柄を選べばよい。あらかじめ自分の中で「こんなモチーフ(食品だからパンや果物、花屋さんだからバラといった)」、「こんなイメージ(介護系だから人を繋ぐ、心をイメージできる、など)」と決めておいたほうが選びやすいだろう(画像03)。

(画像03)

一覧からシンボルカテゴリを選ぶとその類似デザインが表示されるので、その中で更にイメージに近いものがあればそれを選ぶ(画像04)。

(画像04)

あとは、図と組み合わせて文字を入れたい場合は文字を入力してフォントを選び(画像05)、それぞれの色や位置、大きさ・角度などを調整して完成だ(画像06-07)。途中で変更したければ、下の番号をクリックすると戻って部分的に手直し出来るので安心だ。

(画像05)

(画像06)

(画像07)

実際に作ってみると、ロゴが個性的なら文字はシンプル、というようにあまりゴチャゴチャと飾り立てないほうが、後々飽きないロゴになるような気がする。また、色合いも単色や同系色の濃淡でまとめたほうが、印象が散漫にならずに良いようだ。

自分で作ったロゴマークを使って、所属スポーツチームのロゴマークやカラーを統一したり、自分だけのマークやサインを持ち物につけてみたり、裁縫・手芸などが好きならば、作品にオリジナルのタグをつけてみたり…このようにロゴマークで自己表現できたら楽しい。

同サイトでは制作画面から継続して名刺の注文(4,300円/100枚)をすることも可能なので、オリジナルのロゴ入り名刺を作ってサークルやオフ会で、仲のいいご近所さんへの挨拶代わりに手作り品と一緒に、なんていうのも面白そうだ。

現在、ビジネス情報サイト「海bizocean」限定で、「海bizocean」サイトからLogoYes(日本版)を利用して新規にDIYロゴもしくはDIYロゴ+名刺(100枚)を注文したユーザー向けに、500円の割引となるキャンペーンを期間限定で実施しているので、この機会に試してみたらいかがだろうか。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)