『ハムナプトラ』シリーズはすでに3作、リック・オコーネル役の俳優ブレンダン・フレイザーは、日本でもすっかり人気者になった。彼は現在40歳であるが、めっきり頭髪が薄くなった、体に贅肉がついたなどと、この所どうも悪く言われてばかりで心配になっていた。だがやはり…。

『原始のマン』、『ジャングル・ジョージ』などで分かるように、フレイザーは20代の頃、鍛え上げられたたくましいボディ・ラインと母性本能をくすぐる甘いマスクを武器に、たとえそれがひょうきんなキャラクターであっても、本当に多くの女性のハートをつかんで来た。

ただし30代後半にもなると、もともと太り易い体質なのか、フレイザーの笑顔は徐々に丸みを帯び、2007年のアフトン・スミスとの離婚以降、外食が増えたのか一気にそれが加速した。

そしてこの13日、ロサンジェルスの街を歩く彼の姿がキャッチされた次第であるが、なんとまぁ、食べたものを全て貯め込んでいるようなお腹になっているではないか。

ブルック・シールズとの共演となる『Funny Vegeance（原題）』他、2010年公開の作品を3本抱え、仕事は順調に入ってきているようだが、世界的な興行収入を生むビッグな作品とは少々縁遠くなったとも囁かれている。

1人前の飲食量が多い米国では、マッチョな男も中年以降ただのデブになってしまうことが本当に多い。フレイザーには、45歳ながら素敵な体型を保っているブラピのような俳優になって欲しかったが、まことに残念である。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）